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06月11日-04号

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  1. いの町議会 2020-06-11
    06月11日-04号


    取得元: いの町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 令和 2年第2回( 6月)定例会           令和2年第2回いの町定例会会議録招集年月日  令和2年6月11日(木曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅12番山  崎  き  よ2番久  武  啓  士13番山  岡     勉3番井  上  敏  雄14番筒  井  公  二4番井  上  正  臣15番浜  田  孝  男5番藤  崎  憲  裕16番森  本  節  子6番土  居  豊  榮17番筒  井  一  水7番池  沢  紀  子18番高  橋  幸 十 郎8番市  川  賢  仁            9番森     幹  夫            欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名10番森  田  千 鶴 子                                                                                    事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長門  脇  忠  久環境課長西  村  正  信本川総合支所長野  田  幸  稔上下水道課長尾  崎  正  明会計管理者森  田  里  香町民課長松  本  浩  二吾北総合支所次長田  岡  重  雄ほけん福祉課長澁  谷  幸  代本川総合支所次長伊  東  勇  志森林政策課長野  村  考  宏総務課長土  居     浩国土調査課長天  野  浩  志管財契約課長平  尾  里 枝 美総合政策課長筒  井  誠  人土木課長水  田  正  孝債権管理課長近  藤  昭  彦教育次長宮  脇  健 太 郎偕楽荘所長池  田  俊  二産業経済課長岡  村  寛  水仁淀病院事務長金  子     剛        令和2年第2回定例会議事日程(第4号)        令和2年6月11日(木曜日)午前10時開議        第1 一般質問             15番  浜  田  孝  男             10番  森  田  千 鶴 子             2番  久  武  啓  士             13番  山  岡     勉      開議 10時3分 ○議長(高橋幸十郎君) これから本日の会議を開きます。 10番、森田千鶴子議員から本日欠席の届け出がありました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。15番、浜田孝男君。      〔15番 浜田孝男君登壇〕 ◆15番(浜田孝男君) おはようございます。 一般質問通告書によりまして一般質問を行います。 まず、通告主題1、三瀬中学校の利活用、質問要点ア、現状と今後の進め方についてお伺いをいたします。 三瀬中学校の利活用に係る応募は、文部科学省及び町のホームページ、広報により公募を行った結果、令和元年10月1日にいの町立休校校舎利活用事業者審査委員会が応募者の事業者を対象にヒアリングを行い、審査基準表をもとに採点した結果、株式会社エレパが高得点だったと令和元年11月27日の総務文教常任委員会で報告を受けています。その後、12月定例会においていの町財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例議案、いの町立中学校設置条例の一部を改正する条例議案が可決され、準備は整っていましたが、株式会社エレパとのこれまでの経過、現状、今後の進め方をお伺いいたします。 次に、質問要点イ利活用計画についてお尋ねをいたします。 株式会社エレパの会社概要と三瀬中学校利活用計画はどのようなものでしょうか。株式会社エレパはどのような会社で、三瀬中学校でどのようなことをしようとしているのかをお尋ねいたします。 続きまして、通告主題2、洪水への対策、質問要点ア、ダムの事前放流について、イ、課題と今後の進捗について、あわせて質問をいたします。 国土交通省は、令和2年4月22日、事前放流ガイドラインを定めました。発表の資料では、水害の激甚化等を踏まえ、ダムによる洪水調整機能の早期の強化に向け、関係行政機関の緊密な連携のもと総合的な検討を行うため、令和元年11月、既存ダムの洪水調整能力強化に向けた検討会議が設置され、令和元年12月に同会議で策定された既存ダムの洪水調整機能の強化に向けた基本方針に基づき、関係省庁が連携して取り組みを進めてきています。 今般、同基本方針に基づき、国土交通省においてダムの事前放流の実施に当たっての基本的事項を定める事前放流ガイドラインを策定しました。この事前放流ガイドラインの主な内容といたしましては、総論としまして国土交通省所管ダム及び河川法第26条の許可を受けて設置された利水ダムを対象、技術、システムの進展や適用した実績の状況を踏まえ、運用や制度を改善していく観点から、必要に応じて内容を見直すとしております。具体的に基準等の設定方法、事前放流に水位が回復しなかった場合の対応、適切に事前放流操作を行うためのダムの管理体制の確保、施設改良が必要な場合の対応が定められております。 今回は、特に以前から言われてました空振り、要は事前放流をした後に台風のコースが変わるなどにより貯水量不足が生じたときの対応も明記されております。事前放流後に水位が回復しなかった場合の対応としまして、本ガイドラインに基づく事前放流を行った後、低下された水位が回復せず、ダムからの補給による水利用が困難となるおそれが生じた場合は、河川管理者は水利用の調整に関して関係利水者の相談に応じ、必要な情報を提供し、関係者の水利用の調整が円滑に行われるよう努める。関係利水者渇水調整協議会等において弾力的な水融通の方法を協議する。また、そうした場合に備え、代替施設による補給等によりできるだけ実害が生じないようにあらかじめ可能な範囲で対応策を検討しておくこととする。なお、必要な水量が確保ができず、利水者に特別の負担が生じた場合にあっては、以下の損失の補填制度を当てることができるものとする。 損失補填制度としまして、1、損失補填を受けることができる施設等、国土交通省及び水資源機構が管理するダム及び河川法第26条の許可を受けて一級水系に設置された利水ダムを対象とする。2、損失補填の内容。損失補填とは、事前放流に使用した利水容量等が回復しないことに起因して従前の機能が著しく低下し、かつ気象庁による降雨予想と実績とに著しい相違が生じたことに合理的理由がある場合、機能回復のために要した措置等について利水事業者の申し出に基づき、地方整備局等利水事業者が協議の上、必要な費用を堰堤維持費、または水資源開発事業交付金により負担するものである。 1、発電。事前放流に使用した利水容量が従前と同等に回復しないことに起因して生じる電力の減少に対する火力発電の焚き増し等の代替え発電費用の増額分とする。なお、火力発電所の焚き増し等による費用とは、減少した発電量に発電事業者の火力発電所の焚き増し等の発電単価を乗じた費用とする。事前放流による増電がある場合はこれを考慮する。 2、水道。事前放流により利水容量が従前と同等に回復しない場合で、取水制限の新たな発生やその期間の延伸及び取水制限率の増加に伴い発生する利水事業者広報等活動費用及び給水車出動等対策費用の増額分とする。 3、工業用水。事前放流により利水容量が従前と同等に回復しない場合で、取水制限の新たな発生やその期間の延伸及び取水制限率の増加に伴い発生する利水利用者の広報等活動費用及び代替え水源等対策費用の増額分とする。 4、かんがい。事前放流により利水容量が従前と同等に回復しない場合で、取水制限の新たな発生やその期間の延伸及び取水制限率の増加に伴い発生する土地改良区の番水活動費用及び代替え水源対策費用等の増減分とする。 3、損失補填対象期間及び申し出期間が定められております。 大雨シーズンに備え大きな決断をしていただき、浸水被害を受けるおそれのあるいの町には大変大きな進展だと多くの方々が期待をしています。特に、仁淀川沿川の方々や仁淀川に流れ込む河川流域で生活している方々には、仁淀川の水位は直接かかわってきます。高知新聞を見てみますと、全国一級水系ダムで農業、発電用にためている水を大雨が予想される3日前から放流し続ければ、雨をせきとめる容量が全体で2倍になるとの試算を令和2年5月23日までに政府がまとめた。ふえる容量はダムによって異なるが、国土交通省は下流の氾濫リスクを低減できると判断、月内をめどに水系単位で国や自治体、農家などが協定を結んで放流体制を整え、梅雨に備えるとしています。仁淀川の上流には国土交通省が管理する多目的ダムの大渡ダムがあります。今まででも水位の低下に尽力され、適切な管理運営を行っていただきましたが、さらに大雨が降る前の3日前に事前放流を行い、治水容量の確保が可能になれば、治水安全度が大きく上がると期待されます。 お伺いいたします。国土交通省より事前放流について協議があったのでしょうか。大渡ダムの事前放流はいつから始まるのでしょうか。現状と今後の進捗状況、本年の梅雨から恩恵を受けることになるなら、その効果等をお伺いいたします。 続きまして、3、町民との対話、質問要点ア大内地区日下放水路対策協議会への対応について、イ、町への不信を払拭すべきをあわせて質問いたします。 先月、町長に宛てた1通の文書をいただきました。これに対し、回答を求めているのに返信がないとお聞きをいたしました。お伺いすると、国土交通省が日高村からいの町南の谷地区の八田堰下流へと水を流すため現在工事を進めています日下川放水路関係についての事柄で、基本的には決してこれに反対するものではないとのことを確認しましたので、執行部にお伺いをいたしたいと思います。 この工事は、平成30年3月に着工されており、同年11月20日に提出したそうです。この文書を紹介いたします。町長宛てに大内地区日下放水路対策協議会会長西村正。 日高村から仁淀川への放水トンネルについて、第1放水トンネルは県と日高村で建設されました。第2トンネルは建設省が建設したことにより、谷の水や湧水が出なくなりました。これに対し、当時の建設省の説明では10年間でもとどおりになるとのお話で、その間の補償として補償金をいただきました。しかし、10年以上たった今も谷の水や湧水の件は解決されておりません。田畑は耕作ができず、荒れ地になってしまいました。そのとき、地下水も遮断されましたが、この点につきましては生活用水のため水道が引かれ解決がつきましたが、農業用水についてはいまだに未解決のままです。今、第3の放水トンネルが着工されようとしています。地元要求として鎌田井筋5トンの排水ポンプを要求しておりますが、何の進展もありません。日高村は大きな被害を受け、激甚災害の指定を受けて、日高村から大内地区を通り、放水されるようになりました。大内地区の要求は無視されております。これらの問題を解決もせずに、次の放水路工事が進められているのはいかがなものでしょうか。町民の声にも耳を傾けてください。大きな災害が起きてからでは間に合いません。その理由をご説明していただきたいと思います。工事を指示された方の名前もあわせてお聞きしたいと思います。書面で回答をお願いいたします。 以上ですが、協議会の方々にお伺いをしますと、現在進んでいる日下川放水路をとめるつもりはない。町に文書を出したが、話し合い、回答がない。町への不信を持っているとのことです。ただ、この工事をとめるつもりがなくても、再三にわたり国土交通省が地区への調査に入りたいとの申し出があっているが協力はできないとも言っています。日下川新放水路は日高村、日下川流域の方々にとってはかけがえのない事業です。同じ仁淀川流域で浸水被害を受け、国、県を初め、多くの関係者の方々にお世話になり、治水防災事業を進めていただいているいの町は、できる限りのことはしなくてはなりません。一方、不安や不信を持ってる方々も多くおり、十分な話し合いがなされていないと感じます。まずは、町は町民にしっかりと向き合い、意思疎通を図らないといけないと思います。町民に寄り添うべきです。文書で来た要望、意見に対し、なぜ回答をしないんでしょうか。お尋ねをいたしまして、1回目の質問とします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 15番、浜田議員から通告のありました通告主題3、町民との対話について、質問要点ア大内地区日下放水路対策協議会への対応について、イ、町への不信を払拭すべきにつきまして、あわせてお答えいたします。 日下川新規放水路事業につきましては、事業者である国土交通省を初め、県、日高村の三者が連携し、地元対策協議会と事業に伴う影響対策や要望事項などの協議が行われながら事業が実施されております。町としましても、事業推進が図られるよう、協議会が開催される際には参加の上、事業者や委員の皆様のご意見等をお聞きし、対応している状況でございます。 議員ご質問の大内地区日下放水路対策協議会の会長から私、町長宛てへ文書につきましては、関係機関へも同じ内容の文書が送付されておりまして、内容を確認しましたところ、放水路事業に関しての要望事項や工事を指示した者の名前をお聞きしたいといった記載がございました。そのため、関係機関で協議を行いまして、ともに課題や対策を話し合う協議会の場で回答を行うことが望ましいのではないかとの結論に至りました。そのため、協議会側へ開催目的など事前の説明を行い、平成30年11月29日の協議会で国、日高村、町におきましてできる限りの回答をさせていただきました。 その中で、要望事項であります鎌田用水への5トンの排水ポンプ設置につきましては、土佐市といの町の両首長において今後どのような対策を講じることができるのか検討し、要望活動に向けて取り組んでいく決意もお伝えいたしました。放水路事業に関しましては、事業者である国土交通省に対し、工事の安全確保はもとより、特段の配慮をもって地域住民への対応をしていただくよう強くお願いをしております。そして、鎌田用水に関する要望事項につきましては、町として解決しなければならない重要な課題であると認識しており、これまでも機会を捉えて農林水産省や国土交通省など国の機関に対し地域の要望を伝えてまいりました。今後も引き続き土佐市と連携の上、要望活動を行っていき、地域住民の皆様に対しましては安心して生活できるよう協議会や地域と対話を重ね、実現に向けて精いっぱい努力を行ってまいります。 私からは以上でございます。 その他の項目につきましては、担当課長等より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 15番、浜田議員から通告主題1、三瀬中学校の利活用についてお尋ねがございました。教育委員会からのほうからは、質問要点ア、現状と今後の進め方についてお答えをさせていただきます。 三瀬中学校の利活用に係るこれまでの経過についてでございますが、12月定例議会後の年明けから株式会社エレパと町の事務担当者レベルで利活用に関しまして庁内での協議を交えながら協議を兼ねてきたところでございます。 その結果、本年3月31日に町と株式会社エレパとの間で本契約に向けて基本的事項を相互確認する確認書を取り交わしたところでございます。その内容としましては、町は株式会社エレパ三瀬中学校の土地及び施設を一括で無償貸し付けすること、また株式会社エレパはドローン事業の展開を含む三瀬中学校利活用計画を通じて地域貢献、地域の活性化に資する目的で三瀬中学校施設及び敷地一括での適正管理、また今後、トイレの洋式化、エアコン設置といった施設の改修を実施することとしております。このように、確認書を取り交わし、一定契約締結に向けての道筋ができましたので、国に対しまして三瀬中学校に係る財産処分の報告を4月10日に提出したところでございます。 また、地元でございます三瀬地区には、区長さんにお集まりいただきまして、4月28日に今後の予定、株式会社エレパの事業内容、地域貢献、地域振興策についてご説明申し上げ、地区での周知の方法について協議を行ったものでございます。その後、楠瀬地区につきましては、5月16日に地区説明会を開催いたしまして、楠瀬地区以外の三瀬地区につきましては地区回覧によりこれまでの経過や今後の予定などについて周知したところでございます。 教育委員会からの答弁は以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕 ◎管財契約課長(平尾里枝美君) 15番、浜田孝男議員からご質問のありました通告主題1、三瀬中学校の利活用についてお答えいたします。 まず、質問要点ア、現状と今後の進め方について、管財契約課対応分についてお答えをいたします。 先ほどの教育長の答弁にありました三瀬中学校の財産処分については、2カ月前までに国に報告することとなっており、その報告が4月10日に提出されたことから、本日、6月11日付で町と株式会社エレパとの間におきまして町有財産無償貸付契約締結となっております。また、株式会社エレパと楠瀬地区との間におきましても、さまざまな確認事項を覚書という形で取り交わしていただくようにしております。 続きまして、質問要点イ利活用計画についてにお答えいたします。 株式会社エレパの会社概要についてでございますが、IT機器の提案販売、修理、サポート、保守、ドローン販売、講習、ソフトウエア開発などを行う高知市の事業者でございます。今回、旧三瀬中学校を活用しての事業計画としましては、ドローンのパイロットや十分な知識を持った管理者を養成するドローンスクールの運営があり、校舎部分や体育館、グラウンドなどを活用して座学講習や飛行訓練を行う予定となっております。そのドローン技術を活用して、防災面では災害時の情報収集や捜索活動への協力、教育面では部活動支援や特別授業の開催など、町が行う各種事業との連携協力が今後期待されるところでございます。 また、当該施設は廃校とはなりましたが、地域に根差す町有の施設でございます。利用することなくそのままにしておけば老朽化していく一方となります。今回、貸付契約が締結となりましたので、事業者が事業を行うに当たって、校舎のトイレや床なども事業者の負担によって改修する計画となっており、地域との信頼関係の構築を図りながら適切に施設が維持管理されていくものと認識しておりまして、地域貢献に資する事業であると考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 15番、浜田孝男議員から通告のありました通告主題2、洪水への対策、質問要点ア、ダムの事前放流について、イ、今後の、失礼いたしました。質問要点イ、課題と今後の進捗についてにつきましてあわせてお答えさせていただきます。 国土交通省におきまして、記録的豪雨災害となった平成30年7月の豪雨や昨年の台風第19号等を踏まえ、水害の激甚化、治水対策の緊急性、ダム整備の地理的な制約などを勘案し、緊急時において既存ダムの有効貯水容量を洪水調整に最大限活用できるよう、既存ダムの洪水調整機能の強化に向けた基本方針が昨年12月に定められました。 これによりまして、今までも洪水が予想される場合に予備放流を行って洪水に備えていましたが、治水、利水事業者の協力のもと、利水容量の一部を治水用途に使う事前放流が可能となり、洪水調整容量がふえ、下流域の治水安全度が向上することが期待されており、いの町といたしましても仁淀川上流にある大渡ダムを含めた治水、利水ダムによる洪水調整機能強化に大いに期待しているところでございます。 この事前放流につきまして、いの町といたしましては治水、利水事業者ではないため、協議の場への参加等はございませんが、国土交通省大渡ダム管理所にお伺いしましたところ、5月28日に治水、利水事業者と治水協定が締結され、現在、大渡ダムで事前放流実施要領を作成中であり、実施要領ができ次第、今出水期より運用を開始するとのことで、国土交通省が流域の関係地方公共団体に順次説明すると伺っているところでございます。 また、事前放流を実施した後の効果につきましては、仁淀川にある大渡ダムなど治水ダムや利水ダムを含め、事前放流を行った場合、仁淀川水系で治水に使用できる容量が現在の約1.3倍になると伺っており、本年度の洪水時期から仁淀川の治水能力の向上が期待されているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 15番、浜田孝男君。      〔15番 浜田孝男君登壇〕 ◆15番(浜田孝男君) 2回目の質問をさせていただきます。 まず、通告主題2の洪水への対策、ダムの事前放流でございます。宇治川、南の谷川、中ノ谷川、奥田川を初め、町内の仁淀川支流の河川流域または仁淀川沿川では、毎年のように浸水被害が起こっております。これらには、仁淀川の水位は直接影響しており、水位の低下が実現すれば、浸水被害は軽減されます。伊野地区の浸水対策は、昭和50年以来、国、県に事業を導入していただき、関係者の多大なご協力、ご理解、ご協力のもとで大きく前進をしました。治水施設が機能を十分に発揮できる大きな要因は、仁淀川の水位が少しでも低いことが大前提です。今までは、上流の雨が少ないか、伊野地区の豪雨時に本川の水位が低い状態での時間差などが頼りでしたが、豪雨を察知して洪水容量を確保できれば、大いに期待ができます。今期の出水時から運用を期待できると先ほどお答えいただきましたが、1.3倍という具体的な数字が出てきましたが、どのように算出しているのかをお伺いをしたいと思います。 続きまして、通告主題3、町民との対話でございますが、国、日高村、いの町が共有して一堂に会した協議会での場でお返しをしているとのことですが、協議会の役員の方々は理解を示していません。理解をしていないことは、町もわかっていると思います。それが町への不信にもつながっているのだと思います。国や日高村には理解をいただき、町が中に立ち、町民と向かい合うことはできないでしょうか。皆さんが集まっての会議だけではなく、個々の意見調整が大きなウエートを占めるのではないかと思います。時間はかかると思いますが、意見を聞き、町の考えをじっくりと話し、理解を求めることが大切だと思います。その中でよく話をして、町への不信を払拭することが重要だと思います。話すことで不信や誤解を解いていくことが必要です。地域の方と寄り添うことはできないのかお伺いをいたしまして、2回目の質問といたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 15番、浜田議員から、私からは通告主題3、町民との対話についての2回目のご質問についてお答えいたします。 町民と向き合い、意思疎通が図れるよう努力するということは、地域住民の皆様の安心につながり、また町として信頼を得る上で本当に大切なことだと思っております。そのため、これまで協議会を通じてご意見をお聞きし、対応に努めてまいりましたが、残念ながら役員の方々の理解が得られていないということでございます。 今後も日下川放水路の事業推進はもとより、協議会や地域住民の皆様と対話を重ねながら安心して生活いただけるよう誠心誠意取り組んでまいります。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 15番、浜田孝男議員から2回目の質問、通告主題2、洪水への対策のご質問にお答えいたします。 今出水時から運用で1.3倍の効果が期待できるとのことであるが、これはどのように算出しているのかといったご質問でありました。 これにつきましては、国土交通省にお伺いいたしましたところ、従来は大渡ダムなどから5,441万立方メートルを治水のための容量として使用しておりますが、今出水期から運用いたします事前放流では、大渡ダムを初め、仁淀川水系にあります桐見ダム、面河ダム、柳谷ダム、面河第3ダム、筏津ダムの利水容量1,743万立方メートルを追加いたしまして、追加利用可能となることからですね、仁淀川水系で治水に使用できる容量は最大約1.3倍になるとの算出でございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 15番、浜田孝男君。      〔15番 浜田孝男君登壇〕 ◆15番(浜田孝男君) 2番の仁淀川の事前放流でございますが、治水能力の向上の分でダムへの期待が大きいものですので、3回目の質問をさせていただきますが。 高知新聞のその、大きく見出しで出てましたが、3日前放流でダム容量が2倍という報道がありましたので期待をしておったんですが、仁淀川水系では1.3倍が限度でしょうか。理由がわかっている範囲でお伺いをして一般質問を終わりたいと思います。
    ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 15番、浜田孝男議員から通告主題2、洪水への対策の3回目のご質問にお答えさせていただきます。 最大約1.3倍とのことであるが、その理由とのご質問でございました。 これにつきましては、国土交通省にお聞きしている範囲でお答えさせていただきますと、事前放流によります治水に使用する容量の増加分につきましては、各ダムが現状の施設を用いて3日間で水位を低下させることができる最大の量、これをもって設定されているとのことでございました。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で15番、浜田孝男君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。11時に再開します。      休憩 10時45分      開議 11時0分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、本日2番であった10番、森田千鶴子君が欠席のため、次の順番の方の発言を許します。2番、久武啓士君。      〔2番 久武啓士君登壇〕 ◆2番(久武啓士君) 改めまして、皆さんおはようございます。 私の質問は、今回2問でございます。1問目につきましては、さきの議員皆さん関心も高くですね、執行部からの答弁もいただいておりますので、私はあの、人員配置について、COVID-19第2波、非常にいの町は幸いにしてもコロナウイルス発症が確認されてないわけですけれども、今後、日本全国、第2波、第3波、世界中見ても、コロナウイルス、まだまだ猛威を振るっているわけです。非常に感染力も高いウイルスでして。これから台風災害、そして先日も夜中の地震、非常にびっくりしましたけども、幸いにしても全く被害がなかったわけですけども、今後、起こり得るであろう南海大地震、このときにコロナウイルスが壊滅してればいいんですけれども、やはりコロナウイルスが一緒に避難所で発症するリスクというのはやはり考えておかないといけないということ。これ、四万十町さんですかね、先日コロナウイルスの発症とあわせて避難所の設営についての事前練習をしたと。これは、事前練習っていうのは非常に大事なことだと思います。やはり経験を積んでいくことによってですね、新たな問題も発見できる、そして職員の皆さんが自信もついてくるということで、まあ人員配置。 で、さきの方の質問を聞いていまして、避難所運営マニュアル、これしっかりもうできてるんだなと思ってたら、きのうの答弁聞いてると、あれ、まだできてないのかなと。まあ、できつつ、途中なんだろうなと思いました。 で、コロナウイルスが確認されてなかったら、防護服でのその避難所での受け付けとかですね、町の職員配置ですよ。町の職員配置、各避難所にどこの部署から誰が行ってとかいうことの中でですよ、で防護服使うのか、使わないのか、今の現状の消毒とマスクという形だけでいけるのかと。各避難所には、総務課長の答弁ですと、区画を絞った段ボールでのベッドを、パーテーションで仕切ったベッドを配置するということで、かなり準備はできてるんですけども、この防護服、コロナウイルスが出た場合にですよね、防護服って非常に暑いですよ。これ、1度鳥インフルエンザが問題になったときにですね、僕も1度研修受けました。で、これ、テレビの報道でも言われてますけど、暑いのと、脱ぐときにですね、感染リスクがすごく高いと。中のほうへ中のほうへ折り畳んで折り畳んで、外をさわらないということが非常に大事なこと。これはやっぱり、事前に研修してですよ、注意の上にも注意しても、横浜港での検疫官が感染するなんか考えられないことですんで、ぜひこれは事前に研修をしていっていただきたい。 で、各避難所への町職員の配置計画、もしくはまたですね、この部分は地元の方に補っていただくんだというところで、どういうふうな配置を考えられているのか。避難所マニュアル制作途中であろうと思いますけど、こういう形でつくっていきたいというのをお聞きしたいと思います。 で、経済対策についても、これはかなり突っ込んだお話をみんないただきました。いの町については、本当に手厚いというか、個人事業者の方も本当に助かってるんじゃないかなと思います。これ、国の政策で1年後、2年後、非常に、先延ばし、先延ばししていくというのは時間稼ぎですよ。時間稼ぎしてたら、でも、新しいその転換、コロナウイルス対策の新しい事業も生まれてきている。その余裕稼ぎですよ。確かに2年後、3年後、先延ばしにしてて、そこで倒産出るかもわからんけれども、新しい転換によって新ビジネスというのも会社の方向転換ができる時間稼ぎ、これは本当に企業にとっても、個人事業にとってもありがたいことだと思っていますので、引き続き第2波、第3波、これは来ると思うとって間違いないですから、国から県からとしっかりと連携とってですよね、いの町の企業、個人事業主を、そして町民を守っていただきたいと思います。 続きまして、通告主題2番、鷹羽ヶ森展望台整備。 鷹羽ヶ森展望台というのが、実際に名前があるかどうかというのはわかりませんけども、鷹羽ヶ森の頂上です。鷹羽ヶ森っていうのは、918メートルぐらいですかね。旧伊野町で一番高かった山で、勝賀瀬の上に194号線、鹿敷を通行中に正面に見える一番高い山が鷹羽ヶ森です。これは、石見のほうからも上がるルートがあるし、車でですね、石見、そして石見が通れるのかどうか今はわからないです。以前台風災害で飛んで、その後どうなってるのかは知らない。僕は上がったことないです。で、三ツ内、県道、あれどこかな、ごめんなさい、勝賀瀬から三ツ内林道を通ってですね、頂上に向かうルート、これが非常に。以前、この議会で広報特別委員会で現場に視察に行ったことがあります。撮影を兼ねてですね、自分たちで撮影した画像を使って議会だよりをつくろうということで、委員会で鷹羽ヶ森へ上がったことがありました。そのときは、町のあのマイクロバスで上がることができましたけれども、現在はなかなか普通車で上がるっていうのは非常に難しいような状況です。四駆の車であれば上がれるというような状況であります。 お手持ちの資料、見ていただいたら、僕も上がってですね、何年ぶりだったかわからんけど、以前に上がったときは周りに木々が茂ってですねえ、景色は見えなかったんですけれども、頂上行ってびっくりしました。これ、ちょうど地元の方が間伐作業をされて、お手入れをされていてですね、お話を聞きますと、地元の有志で、地権者の方含めてですね、協力いただいて、270度、絶景ですよ、これは。これは一度行く価値があると思います。 中の段、写真の中の段の左が、白く見えてる部分が、ちょっと画像が悪いんで、印刷が悪いんでわかりにくいかと思うんですけども、この中央の白い部分、これが頂上に当たります。ここが918メートルなんだろうと思います。その後、斜面でこうなだらかにおりてます。で、頂上に立つとですね、270度絶景が広がっております。下の段の画像が、これは北向いて見たらいの町、いの町ですよ。本川の山々、四国山脈が一望に。ちょうど行ったとき、雪をかぶってましてね、非常に美しかったです。で、北方面は展望開けております。わ、こんなになってるんだっていうことで、非常に感動したわけですけれども。 で、中の段のその左の写真でいきますと、左上、緑の部分、これが町有林、町有林なのか分収林なのかは確認とれてないんですけれども、この部分が町有林になるわけです。で、その部分を目線の高さで見た画像が真ん中の画像でございます。で、右はそれをアップにした部分で、全く見通しがとれていないわけでございます。で、この部分をですよね、間伐、僕は皆伐はしんでもええと思うんですよ。枝打ちとあわせて間伐、全体でかかってるのは10本ぐらいじゃないかなと。枝打ちだけでも随分開けます。展望が開ける。その枝打ちして、皆伐した場合にですよ、この上の画像、いの町、仁淀川、仁淀川、これ、あおぎさんとか鹿敷方面が、そして遠くは太平洋まで開けますんで、これはかなりいい展望台になると思います。 ぜひ町有林の間伐をということですけども、ご検討いただけないか質問をさせていただきます。 林道の整備は、林道なのか作業道なのか僕は知らないです。下の部分、三ツ内林道というのは舗装の部分までなのかもわかりませんけども、そっから上が作業道、作業道であったら直接町は管理してないんで難しいのかもわからないけども、途中がらの部分、がらがらもええところ、これはですよ、できりゃ、今すぐにとは言わないですけど、整備して舗装すれば、普通車でも上がれないことはないというように整備できるんじゃないかなと。年に1遍ぐらいでもミニと手元へ1人つけて上からねえ、直してくれば、1日、2日、1日では無理かもわからんけども、やっぱりイノシシさんとかお猿さんが山、斜面をたつくりますんで、石の落下ですよ、が非常に多い。でまあ、動かしておいて自分が車で上がるような状態ですので、まあまあ整備もされとるのかもわかりませんけど、上までこれ上がれたらですよ。今、皆さん、元気に歩いて上がれると思うんです。下から2時間45分でご年配の方、上がってこられたと。勝賀瀬の西谷、地名間違ってたらごめんなさい、勝賀瀬の西谷地区から上がれる登山道があるそうでして、この先輩議員たちも町有林の視察のときに実際に通ったみたいです。僕は、通ったことないです。 で、我々、まだ車で行けるし、歩いて上がれる。で、我々が10年後、15年後に、その孫が、おじいちゃん、おばあちゃん、山へ行くかえと、鷹羽ヶ森ってうんときれいなでいうて、うん、若いときに行ったことがあるいうて、そういうところへ車で連れて、歩いてはもうよう上がらんなっちゅうと思うんですよ。そういうところに車で上がれるように整備ができたらいいなと。 なぜこんなことを言うかと、越知町、これ頂上まで、林道に昇格してるから舗装できてるのかもわからんのですけど、御在所山、ここも鷹羽ヶ森と同じぐらいの高さで、若干高かったんかな、950ぐらいあったんかと思うたんですけど。ここも非常に美しいところで、僕も当てもなく行ったら、結局頂上まで行って、うわ、こんなところもあるんだということで見せていただいた。本当にこの我々の生活、コロナウイルスを介して、もっとゆっくりしたスローライフっていうのが大事になってくるんじゃないかなと。そうなったときにですよ、このいの町の自然。いの町も頂上まで行けるところいっぱいありますよ。波川の玄藩山ですかね、玄藩山もすごく皆さん民間の方の手入れで桜きれいに咲いてるし、ツツジもきれいに咲いてる、成山も地元の方の協力で、そして町がトイレも整備していただいて、本当に癒やしの部分。春はウグイスが鳴いて、鳥のさえずりが聞こえてですよね。本当にそういうふうな。障がいのある方でも車で気軽に行けれるように整備するやったら、この鷹羽ヶ森って本当にいいとこじゃないかなと思いますんで、今すぐせえということではないんですけれども、がらがらの本当にこれのところというのは一部ですから。基本的には議会の車が、あのバスがですよ、9人乗りのバンが上がったとこですからねえ、整備すれば行けれるような形になるんではないかなということで整備できないかお聞きをします。 看板の整備ですけど、看板はこれ、町も協力していただいて、かなりできてると思うんですけども、記憶に新しいところでいうと、その鷹羽ヶ森からまあ、分かれてですよ、目的を持ってそっちへ行かれたのかもわからんのですけども、滑落してお亡くなりになった方がおりました。せっかくの山へ行ってですよ、誰も事故に遭いたくないわけですし、まして初めての方ですと、やっぱり看板っていうのは大事になってくると思いますので、まあ整備。やっぱり地元の方がこれだけ整備されてきたら、やっぱり町も一緒に協力してですよね、いの町の町民の憩いの場として整備していくべきではないかと思い、きょうは質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 2番、久武議員より通告のありました通告主題1、COVID-19第2波について問うについてお答えいたします。 まず、質問要点ア、地震や台風災害についてでございます。 現在、議員おっしゃられるように、新型コロナウイルス感染症による第2波に警戒が必要な局面でございます。同時に、風水害や土砂災害、南海トラフ地震など大規模災害が発生すれば、感染症対策を踏まえた災害対応など、職員にかかる負担は相当なものであると認識しております。 現在、町では危機管理室を中心に住民の皆さんの安全確保に向けた危機管理体制を構築しており、洪水や地震など災害時の避難所開設に備えて、新型コロナウイルス感染症を踏まえた消毒液や非接触型体温計、パーテーションなど感染予防に必要な資機材の整備を進めております。今年度から伊野地区の一部の避難所につきましては、あらかじめ2名交代体制で配置する職員を決めるなど、迅速な対応を可能としており、避難された方々に対して受け入れ態勢を整備しております。 また、町では大規模地震などの発災時に業務の継続、縮小、休止の整理を行ういの町業務継続計画、BCPを策定しておりますが、新型コロナウイルス感染症に対しても対応できるよう、いの町新型コロナウイルス対策業務継続計画、BCPを策定しております。この中では、新型コロナウイルス感染症に職員の感染が確認された場合であっても、過去に業務経験を有する職員を配置するなど、課室を超えて職員同士が連携し、優先業務を継続することといたしております。 また、防護服のことについてのご質問がございました。防護服の着脱については、非常に気を使うものであると認識しております。今、仁淀消防署におきまして救急搬送の要請があったときに、発熱等あれば防護服を着用してということを行っておるということは伺っております。そういった経験を持った仁淀消防署の職員の皆さんとハウツーを学びたいと思っているところでございます。 今後におきましても、地震や台風災害、そして新型コロナウイルス感染症の第2波など状況の変化に柔軟に対応できるよう、関係機関と連絡を密にとりながら体制強化に努めてまいります。 続きまして、質問要点イ、経済対策のご質問にお答えいたします。 今回の新型コロナウイルス感染症が生活環境や経済に与える影響は今まで経験したことがないものであり、今後の状況につきましても先が読めない状態でございます。また、感染症が終息したとしても、感染症拡大以前の同じ生活や事業形態に戻るのは難しいと言われているところでございます。緊急宣言以来、国、県の支援策や町独自の支援策を実施してきているところでございます。 いの町の感染防止休業協力金といたしましては、新型コロナウイルス感染拡大を防止するための、これまでも答弁いたしましたとおり、ゴールデンウイーク期間中の自主的な休業、テイクアウトの配達等、営業変更措置等を行う店舗を町内で運営する事業者様に対しまして協力金を交付いたしました。全部で75件ございましたが、支払いは全て終了しております。 国の持続化給付金のオンライン申請のサポートもこれまで答弁しておりましたように、役場1階のいのホールで5月1日より行っておりますが、スマホをお持ちでない方、パソコン操作が苦手な方の入力補助、また返ってきたエラーメールの対応などを実施しております。今後もいの町商工会の経営支援員と持続化給付金の申請支援に行っていきたいと思っているところです。 5月1日から高知県の休業等要請協力金の申請書類の配布とともに、申請書の記入や添付書類の確認などサポートを実施しておりましたものは、6月5日までで41件の申請の受け付けを確認しているところでございます。 いの町も事業継続臨時支援金も行っておりますが、これにつきましては7月31日までの受け付けとなっておりますが、今まで申し上げました支援につきまして、役場本庁舎1階いのホール、また吾北総合支所産業課、本川総合支所産業建設課において受け付けを行っているところでございます。 国、県の今後の追加支援も講じようとしてされているところでございますので、今後におきましてもいの町といたしまして時期を逸しないタイミングでの対応策を現状の体制を維持し、より細やかな対応ができるよう努めてまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。 その他の項目につきましては担当課長より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 野村森林政策課長。      〔森林政策課長 野村考宏君登壇〕 ◎森林政策課長(野村考宏君) 2番、久武議員からの通告主題2、鷹羽ヶ森展望台整備、質問要点のア、町有林間伐を、イ、林道の整備及びウ、看板の整備についてまとめてお答えいたします。 鷹羽ヶ森につきましては、登山ガイドブックにも掲載されておりまして、四季を通じて楽しめる、ちょっと手ごわい里山でございます。議員おっしゃいましたように、標高918.9メートルの山頂からは、仁淀川から太平洋、そして石鎚山系、剣山系といったすばらしい眺望が広がっております。議員ご指摘の町有林につきましては、定期的に間伐を実施してきておりまして、直近では平成28年度に間伐を実施しているところです。当該町有林につきましては、分収林でございまして、分収林、つまりは土地所有者が個人さんで地上権が町が保有してございます。であることから、現地を確認の上、森林の育成や保全などの観点から必要と判断されましたら、この分収林契約の範囲内におきまして森林整備が可能となるものと考えております。 次に、鷹羽ヶ森への車両でのアクセスにつきましては、議員おっしゃいましたように、一応石見のほうからも一定は作業道をつけてはいるんですけれども、非常にまあ、途中で崩壊地とかございまして、石見からはほぼ不可能な状況でございます。 議員おっしゃいますように、舗装されております林道三ツ内線を終点まで行きまして、そこからは未舗装の森林作業道となっております。この森林作業道につきましては、私道でございまして、特定の者が森林施業のために利用するものでございます。開設者によりまして必要に応じて維持管理がなされていることから、一般車両の通行には一定制限があるものとなっております。しかしながら、地域の方々による鷹羽ヶ森山頂の整備に資することにもなる森林作業道の路面整備を進めるため、当該森林作業道管理者へ路面整備などの補助事業のさらなる活用に向けた働きかけを行ってまいります。 最後に、看板の整備でございますけれども、高知県の森林環境税や当町の森林環境譲与税を活用した補助事業などがございますので、景観に配慮をしつつ、そういった看板などの整備も可能と考えております。 今後とも整備をされている地域の方々の声を拝聴しながら、当該補助事業のご案内をしてまいります。鷹羽ヶ森はいの町、そして地域の方々にとっての象徴的な存在でございます。町といたしましては、現在、山頂の整備活動をなされている地域の方々、そして地権者の方々、そういった方の思いを十二分に尊重した上で補助事業などを通じた支援を実施してまいります。加えて、町の広報媒体の活用を通じまして、鷹羽ヶ森のすばらしさを発信していくことも検討してまいりたいと思います。 ○議長(高橋幸十郎君) 2番、久武啓士君。      〔2番 久武啓士君登壇〕 ◆2番(久武啓士君) 答弁ありがとうございました。1回目の答弁をいただいてよしとしようかとも思いましたけど、一点だけ。間伐も28年にやってると。裏を返せば、もう間伐の必要はないのかなと。ただ、実際にこの画像を見ていただいたように、90度ぐらいの角度でせっかくの眺望が。眺望のために間伐するというのは理由にもならないと思います。ならないと思うし、町民の財産です。で、この木の枝打ち、そしてこれ実際にね、ちょっと頂上918メートルのとこですので、森林整備の、そのよくやってるじゃないですか、町民の皆さんとかと一緒に間伐体験とか、で、しかもその間伐した木を切り捨て間伐じゃなくて、頂上のベンチとかあずまやとか、そういうふうに利用できたらなって。で、全部の皆伐は僕は思ってないです。実際に山には木があるのが当たり前の姿で、手前に3本、4本残ってるのは非常に形がいい。間からでもいい、透けてその南東方向見えたら非常にいいと思うんで、きょう議会で切れと言われたからいうて、ことしすぐっていう形にはならないと思うんですけれども、このせっかく今まで育ってきた町民の財産の分収林、有効に活用しながら、しかも景観がよくなる方法というのを課長のほうで検討していただけないか。その部分を2回目に質問して、僕の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(高橋幸十郎君) 野村森林政策課長。      〔森林政策課長 野村考宏君登壇〕 ◎森林政策課長(野村考宏君) 2番、久武議員からの鷹羽ヶ森展望台整備のア、町有林間伐につきましての2回目のご質問にお答えいたします。 当該町有林につきましては分収林ということでございまして、間伐は平成28年度に実施している。そういった状況ではございますけれども、私も現地のほうに行ってまいりました。そういった森林の状況を把握した上ででございますけれども、若干場所的にちょっと若干混み合ってる場所もございます。で、議員おっしゃるように、枝打ちもやってみてもいいんじゃないかという木々もございましたので、そういった箇所につきまして、例えばですね、当課の職員が、当課の職員はチェーンソーを使える職員もおります。おりますし、中にはまだちょっとチェーンソーも使えない職員もおりますので、そういった職員のOJT、そういった観点から、例えば職員にチェーンソー技術の向上、そういったところ、そしてあと、まあ、枝打ち、枝打ちといった施業の重要性を認識する意味で、そういった施業もあわせて、例えばですね、行ってみてですね、そういった職場のOJTの一環で例えばやってみて、その結果として眺望が広げる、そういったことも期待できると考えておりますので、そこはまあ検討していきたいと思ってます。 そしてあと、議員からおっしゃられた、例えば伐採した後の間伐材の活用の方法でございますけれども、これにつきましては、やはり地域の方の整備されている方のご意向とか、そういったものをお聞きしながら、ベンチの材として使用していく、そういった非常に有効な活用をしようと考えておりますので、また地域の方とお話し合いをさせていただきまして、そういった方向に結びつけていくように検討してまいりたいと考えております。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で2番、久武啓士君の一般質問を終わります。 次に、13番、山岡勉君の一般質問の発言を許可します。13番、山岡勉君。      〔13番 山岡 勉君登壇〕 ◆13番(山岡勉君) 日本共産党の山岡でございます。 それでは、通告に従いまして一般質問を行います。 ええとですね、まず、主題1点目、新型コロナは最大級のウイルス災害ということでお伺いをいたします。 質問冒頭、この未知のウイルス感染がですね、世界的に一日も早く終息することを願いながら私は質問をさせていただきます。加えて、このコロナ対策につきましては、例えば各種給付金の周知や支給状況、それから事業者支援についての商工会との連携によるスピーディーな対応等々、そういった具体的な質問、答弁は昨日随分なされました。そこで、私は町行政としてこの未知のウイルスに対してどのように向き合うのか、まああの、そういう観点からお伺いをいたします。 質問要点ア、新型コロナウイルスと闘う決意をということで伺います。 出口の見えないコロナ感染症は町民の皆さんの心に暗い影を落としております。今般の新型コロナは最大級のウイルス災害と言わなければなりません。このコロナ禍、町民の命と健康、そして暮らしと営業を守ることは行政の最重要課題となりました。今後、幾度となく高度な政治判断、決断も求められるでしょう。 そこで伺います。町民の命と健康、暮らしと営業を守るために町長は先頭に立ってこのコロナウイルスと闘う決意と覚悟、それを最初に問うておきたいと思います。 要点の2点目でございます。長期戦への覚悟と備えということでお伺いします。 この新型コロナウイルス感染状況は、今、若干の鈍化、収束傾向にあります。しかしながら、専門家の見解として、秋、冬、インフルエンザの時期には第2波、3波の指摘懸念がされておりまして、最悪の場合、二、三年にわたるこの新しいウイルスとの闘い、長期戦も覚悟しなくてはなりません。このウイルスとの闘いが長期戦となれば、支援のあり方も重要となってきます。この感染症の今後の感染状況によっては、国や県の支援策にあわせ、町も最大規模の支援を実施する、その覚悟も必要だと思うわけですが、執行部の所見を伺います。 要点のウ、基金の活用を不断にということでございます。 このコロナ対策に既に減債基金も一部取り崩し、活用もしております。この新型コロナは当町が初めて経験するような大災害に匹敵するものと言わなくてはなりません。今後の感染状況によっては、国、県も第二弾、三弾の支援策を実施するでしょう。もう既に、現在、予算化の動きがございまして、国の2020年度第2次補正もあす成立というようなこともニュースで流れております。町もこの未曽有の大災害に対し、町民の命と健康、暮らしと営業を守るために必要となれば委細構わず、ちゅうちょせず不断に基金を活用する、このことを求めるところでございますが、所見を伺います。 要点のエ、投資的事業の見直しはということで、関連してお伺いします。 コロナ感染の今後の状況によっては、不急の投資的事業の先送り、これも視野に入れて対応すべきではないのか。コロナ対策は常にそれくらいの覚悟を持って臨むべきと考えますが、私は以前から町行政に対しては、県の前知事が振りかざしておりましたPDCA、こんなもんにはねえ、とらわれることはないんだと、行政のやるべきは綿密な計画と正しい実行と常々申し上げてきました。このコロナ感染禍で求められるのは、賢明な選択と揺るぎない決断だと私は思っております。第2波、3波の襲来により感染が拡大した場合、基金の大胆な活用を、これをしないのであれば、不急の投資的事業を先送りするか、この選択ではないんかと私は考えておるところでございまして、執行部の所見を伺います。 続いて、質問要点のオでございまして、町の主体性こそ肝要ということでお伺いします。 まあこの町の主体性については、以前から町行政に求めているポイントであります。出口の見えないコロナ感染症は、住民の心に暗い影を落とし続けています。ウイルス対策や支援のあり方も地域の実情に合わせて町が主体性を持って対応を行うこと、このことを強く求めるところですが、ただ当然、県とか国とかの連携も、それは必要になってきます。そんな中でも町の主体性、これも大いに発揮していただきたいところで、その点についてお伺いをいたします。 通告主題2、コロナ禍での地震・自然災害への備えということで伺います。 質問要点ア、避難先、避難所運営の見直しは、この質問につきましては、もう昨日来、何人かの議員さんが質問もされております。まああの重複しないように私もどうしても聞いておきたいところがございますので、お伺いします。 このコロナ禍の中、地震や風災害時の避難方法や避難所運営については、平時とは違った対応が求められると思います。避難先の分散化や避難所でのソーシャルディスタンスの確保等、危機管理の観点から早急にコロナ禍版避難マニュアルを策定し、これをしっかりアナウンスすることが必要だと思います。この点についてお伺いします。 それから、要点の2点目がダンボールベッドの備えはということで伺います。 この件につきましては、昨日の総務課長の答弁で段ボールベッドの備えに言及されました。その上でなお伺います。避難所用段ボールベッドの備えを強く求めるところで、コロナ菌は床につきやすいと言われております。避難所に床上25センチ、30センチの高さを確保できる段ボールベッドの備えが必要であります。避難所での感染防止策、また病気の方、妊産婦、障がい者、高齢者等身体的弱者に備えることが重要なことであると考えます。いま一度、執行部の所見を伺います。 それから続いて、要点の3点目、自主防災組織との対応策共有はということで伺います。 コロナ禍の地震や風水害時には、各地域の自主防災組織の活動、協働こそ重要となってきます。平時でないコロナ感染症禍、万一の事態に備えて各地域の避難先や避難方法、運営についての課題や要望等について各地域の自主防災組織と協議、調整を行い、しっかり備えることが大変重要になってくるのではないかということで、各地域の自主防災組織、一堂に会しての場を予定してないか、この点についてもお伺いをしたいと思います。 続きまして、通告主題3点目、環境問題で住民力ということで質問をいたします。 要点ア、地域の環境を守る環境団体。 コロナ禍の中、メディアでは免疫力向上と栄養、睡眠、適度な運動を呼びかけておりました。私は、運動不足解消と3月ごろより宇治川沿いを何度か散歩をすることにしました。そこで目にしましたのは、宇治川、枝川親水公園周辺の清掃美化に取り組む環境団体の姿でした。 話を伺いますと、2001年ごろよりストップ地球温暖化や地域環境美化を目指して住民主体で環境問題を学び、実践しているとのことであります。この団体は、枝川流域で活動をしております。地域の環境を守るEcoクラブという名称でございまして、宇治川、枝川親水公園の清掃美化、花の植栽や手入れ、EM菌投入による宇治川の水質浄化、また河川敷や親水公園内の草刈り等々をされているとのことであります。堆肥による環境農園とか、そういった幅広い活動も行っているということでございました。また、オーナー制で植栽された120本の桜は、見ごろの4月ごろには、町内外から多数の方が訪れ、5月にはバレリーナという品種のバラが咲き誇り、6月にはグラジオラスと、憩いのまさに憩いのゾーンとなっております。この満開のバレリーナは5月31日の地元の新聞でも紹介をされておりました。 この団体の活動は、県からも高く評価をされておりまして、平成29年11月には代表者の山脇幸一氏が高知県文化環境功労者表彰を受賞されております。そもそも、活動の始まりは2001年、荒れ果てた宇治川河川敷を住民主導で町の補助金も受けずに、住民の手で堤防に清掃美化を行うことになったとのことであります。桜やバラの見ごろには町内外から多くの方が訪れるなど、地域活力の維持、向上、地域経済への波及効果にも貢献していると私は考えます。 さて、6月8日、高知新聞朝刊のアースデイ50年、世界結びオンライン会議、コロナと環境破壊、関連を指摘という衝撃的な記事が載っておりました。何より行政に依存しない、このような地道な環境活動は、近年の気候変動を初め、ストップ地球温暖化等に向けた取り組みの大きな一歩となるものと、いや、なっていると考えますが、どうでしょう。執行部の皆さんの所見を伺います。 それから、要点のイ、町の役割は集客と通告をしました。町の事業には今日、明日、短期的に取り組む事業もあります。そして、長いスパンをかけて計画し、実現していく事業もあります。前段の環境団体の活動も、町外からの集客に寄与しております。町が集客力を上げることは、町の活力や地域経済の向上につながっていくのは、これは当然のことであります。それには、行政を挙げての取り組みと大胆な発想が必要であります。そこで、当町の10年、20年先を見据えて少し大胆な提案をしたいと思います。 希望ある町の姿を求めて、探して汽車に乗ってみました。大いなる希望を求めて、私は汽車に乗ってみました。JR枝川駅からJR伊野駅間、高知市方面からいの町を目指す皆さんの車窓に映える桜並木、これを少し想像していただきたいと思います。桜並木を抜け、列車がいの町の玄関口、伊野駅に停車をする。子どもの手を引いた親子連れ、また小さい子どもさんの手を引くおじいちゃん、おばあちゃん、そういったいの町を訪れようという皆さんの姿が私には浮かんできます。そして、このJR伊野駅からとでんの電車で5分強でこの120本の桜が咲き誇る枝川宇治川親水公園周辺に着くわけです。 さて、現在、この区間の沿線は雑木や雑草、これで覆われております。このJR路線沿いを桜並木に変える、町として本気で取り組んでみませんか。できない理由を探していては何もできません。魅力あるまちづくりにはつながっていきません。これは当然課題もあると思うわけですが、町は集客増、JRは利用客増、これにつながっていくと考えます。町のやる気と夢のある答弁を求めて1回目の質問といたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。1時5分に再開します。      休憩 12時2分      開議 13時4分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 執行部の答弁を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 13番、山岡議員から新型コロナウイルスと闘う決意等について5点のお尋ねがございました。 私からは、まず質問要点アとイについてまとめてお答えさせていただきます。 町民の皆様には、長期間にわたる昼夜を問わない不要不急の外出自粛、小・中学校の臨時休業、町主催行事の中止や町内事業者への休業協力依頼等につきましてご理解、ご協力をいただきまして感謝申し上げます。また、最前線の現場で働かれている関係者の皆様に対しましても、心から感謝いたします。高知県で感染者が出たという報道があった2月29日、休日ではございましたが、県の発表後、午後3時、関係する課長等を招集し、任意の対策会議を開催し、いち早く情報共有、今後の対策等を話し合いを行い、その場で私の覚悟も共有できたものと思っております。 また、迅速な対応を進めるために、4月24日には議員協議会を開催していただき、今後の方向について報告し、速やかに専決等を行ってまいりました。1人10万円の支給の特別定額給付金事業は、5月16日に対象世帯に申請書を発送し、6月5日までに申請受け付けが完了した約94%の世帯に対し、支給が完了しております。 また、町独自の対応として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、休業等に協力いただきました事業者の方々への協力金の支給、国の持続化給付金の対象とならない場合の事業継続臨時支援金など、緊急的な支援策を実施してまいりました。職員の皆さんは、昼夜、休日を問わず、迅速な対応を心がけ、職務に邁進してくれております。 また、長期戦も視野に入れ、地域の実情把握に努め、国、県の緊急的な財政支援措置を活用し、感染拡大防止対策や地域経済回復に資する施策を展開するなど、町民の皆様の命と健康、生活を守るために必要な対策を全庁的に迅速かつ強力にでき得る限り進めてまいります。 次に、質問要点ウ、基金の活用を不断にについてお答えいたします。 議員からご提案のありました基金の積極活用についてでございますが、これまでの町の新型コロナウイルス感染症への対応といたしまして、予算全体で不足する一般財源の確保といたしまして、減債基金等を活用してまいりました。国においては、新型コロナウイルス感染拡大に対応するため、追加対策を盛り込んだ第2次補正予算が成立する見込みとなっております。町におきましてもこの追加対策を最大限活用し、町の実情を踏まえた上でより効果的な感染症対策を行うためには、基金のさらなる活用も当然に必要であると考えております。 続きまして、質問要点エ、投資的事業の見直しはについてでございます。 現在、予算に計上されております事業につきましては、いずれにおきましても、よりよいまちづくりの実現のため必要な事業でございますが、新型コロナウイルス感染症対策が現状において最優先されるものと認識しております。事業の実施時期の調整なども賢明な選択をし、検討しなければならない、また決断しなければならないと考えております。 最後に、質問要点オ、町の主体性こそ肝要についてでございます。 今般の新型コロナウイルスにつきましては、感染状況に地域差もあることから、議員からのご質問のとおり、地域の実情に応じた対策が必要であると認識しており、国、県の動向にかかわらず、町が主体性を発揮することは非常に肝要でございます。新型コロナウイルス感染症対策本部会議を2月29日から5月27日までの間に合計で7回、局面が変わるたびに開催し、感染拡大防止のための取り組みについて協議を重ねてまいりました。 具体的には、4月初旬に町民の皆様が困っていることについての状況把握を指示いたしまして、5月初旬に全ての課に対し、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した町の独自施策の立案を指示いたしました。その後、提案のあったものに対してヒアリングを行い、地域性を鑑み、地域の実情を把握した上で町に必要な16事業を設計し、対策を実施することといたしました。 今後におきましても、引き続き町が主体性を発揮することで、町民の皆様の命と健康、生活を守ることに取り組んでまいります。 私からは以上でございます。 その他の項目につきましては担当課長等より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 13番、山岡勉議員より通告のありました通告主題2、コロナ禍での地震・自然災害への備えの質問要点ア、避難先、避難所運営の見直しはのご質問につきましてお答えさせていただきます。 議員ご指摘のコロナ禍において避難所を開設する場合には、感染症対策に万全を期すことが大変重要であります。具体的には、避難者みずからもマスクの着用や手洗い、ソーシャルディスタンス、距離をとっていただくなど、基本的な感染症予防に努めていただくことも必要でございます。また、避難所内での3密を避けるための間仕切りや距離を保つ、またスペースの確保、また避難者の受け付け時におけます健康状況の確認、そこで発熱、せき等の症状がある方については専用スペースを設けるなど、通常の避難所運営に加えてのさらなる対応が求められております。 そのため、町では出水期の避難所開設、こちらに備えまして、現在、物資の整備を進めているところでございます。また、全避難所の運営マニュアルの策定に取り組んでいるところでございまして、今後は感染症対策の観点も取り入れるなど、既にマニュアルを作成している施設につきましては見直しを行い、今後作成する避難所におきましては、それを盛り込んだ形での策定と考えております。 昨日も他の議員のご質問でお答えさせていただきましたが、それまでの期間につきましては新型コロナウイルス感染症対応の避難所運営のチェックリスト、こちらのほうを作成し、避難所運営に活用したいと考えております。 そして、過密抑制など感染対策の観点から、災害の規模や避難者の状況に応じまして自主防災組織と連携の上、地域内の指定避難所であります集会所を活用して避難者の受け入れ対応を行い、密を避けたいと考えております。あわせまして、住民の皆様へも避難先としまして自宅内での安全な場所、また親族、知人宅など指定避難所以外への分散避難の検討や避難をする際に知っておくべきポイントなど、広報紙を通じまして周知を行ってまいります。当然のことながら、自主防災組織への周知もあわせて行っていこうと考えております。 次に、質問要点イ、ダンボールベッドの備えはのご質問についてお答えさせていただきます。 軽量で持ち運びに便利な段ボールベッドは、床に直接寝るのと比べまして高さがありまして、高齢者等の寝起きがしやすく、看護の観点からも大変ケアがしやすいといったところで大きな利点がございます。さらに、新型コロナウイルスが床のですね、ほこりに付着し、そのまま滞留すれば感染リスクが高まるため、床から一定の高さがある段ボールベッドは新型コロナウイルスの感染症対策としても、議員ご指摘のとおり、私どもも大変有効であると認識しております。 そこで、町といたしましては、本年度の予算におきまして備蓄用の段ボールベッド50セットの購入を予定しておりますが、感染症対策としてさらに今後の国の交付金等を活用し、段ボールベッドや簡易ベッド、こちらの備蓄の進めてまいりたいと考えているところでございます。 次に、質問要点ウ、自主防災組織との対応策の共有はのご質問についてお答えさせていただきます。 災害が発生した場合は、避難所の開設や運営、被災状況の共有など自主防災組織との連携は非常で重要であると認識しているところでございます。現在、自主防災組織との情報共有の手段といたしましては、町からの文書、こちらの配付を始めまして、各自主防災組織が実施する防災訓練や学習会、また事業計画の策定や補助金の申請で来庁される際に、各地域単位でのですね、課題や要望などもお聞きしているところでございます。また、従前から自主防災組織の代表者で構成されます自主防災会の連合会の総会におきまして、全体的な課題や独自の自主防災活動の共有ですね、こちらのほうも町もご意見をお伺いしながら協議検討を図っているところでございます。 新型コロナウイルス感染症が終息しない中で出水期に向け、感染症対策を取り入れた避難所の開設準備を行う必要性がございます。こちらの新型コロナウイルス感染症対策については、全避難所に共通する事項でございます。こちらにつきましては、自主防災組織と共有を図ってまいります。議員のご提案で一堂に会してはどうかというご提案もありますが、新型コロナウイルスの感染拡大の防止対応といったところも踏まえまして、自主防災会の連合会と協議しながら、情報共有の、よりよい情報共有のあり方について協議しながら進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 西村環境課長。      〔環境課長 西村正信君登壇〕 ◎環境課長(西村正信君) 13番、山岡議員からの通告主題3、環境問題で住民力について質問要点ア、地域の環境を守る環境団体、要点イ、いのの、失礼しました。町の役割は集客をあわせてお答えいたします。 議員からご紹介のありました地域の環境を守るEcoクラブさんの活動につきましては、町環境課でも承知をしているところでございます。枝川公園を中心に清掃活動や草花の植栽、手入れ等を長年行っていただきまして、周辺をきれいに保つことに尽力してくださっております。また、いの町には、そのほかにもさまざまな地域で活動をされているボランティアの団体や個人の方々がいます。それぞれ活動年数や人員、活動範囲の違いなどはありますが、熱心に取り組んでいただいております。 町といたしましては、それぞれの団体に補助金の交付、また清掃等に係る物資の提供、県などの助成制度の紹介や受け付け、清掃活動等で出たごみや刈草、剪定枝の処理など、必要に応じた形で協力をしているところでございます。 皆さん、町や河川等、地域をきれいに保つ活動を自発的かつ熱心に継続して行っていただき、その熱意と活動に心から感謝をいたしております。今後とも継続して活動していただけますよう、今まで同様、必要な形での協力を行いながら、ともに取り組んでまいりたいと考えております。 次に、JR沿線に桜並木をとのご提案がございました。 枝川駅から伊野駅の間で植栽の可能性があると思われる空間があるのは、枝川小学校前の是友踏切から仁淀病院の東、あ、失礼しました。空間があると思われるのは、伊野商業高校前の是友踏切から仁淀病院東までのJR南側の宇治川との間と沖田の農地、田畑に接するところではないかと思います。伊野商業高校からサニーアクシスのJR南側で宇治川との間につきましては、以前にも町民の方から同様の植樹の提案があり、協議検討もした経緯がございますが、樹木が成長し、見ごろを迎えるころには、1つはJR敷地近接のところは、枝が横に広がり運行に支障が出る、また宇治川堤防沿いでは根が張ったとき堤防機能や構造に悪影響を与えるといった問題点があり、断念した経緯がございます。また、そこより西の沖田の農地沿いにつきましては、所有者が多数にわたる私有地でございまして、田畑も接しており、JR軌道すぐ隣で現在も耕作をされている状況でございます。これらの課題や整備後の維持管理の問題等多くの課題があり、これらさまざまな課題が解決されなければ、JR沿線への桜の植樹は難しいものであると考えております。 私からは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 13番、山岡勉君。      〔13番 山岡 勉君登壇〕 ◆13番(山岡勉君) 何点か2回目の質問をさせていただきます。 通告主題1、新型コロナは最大級のウイルス災害、要点ア、新型コロナウイルスと闘う決意。 今、あの町民の皆さんは、このコロナの感染禍で、1回目の質問でも申し上げましたとおり、この未知のウイルスに対して大きな不安と恐怖を持っております。そして、このコロナの感染が町民の皆さんの心に暗い影を落としておる。そういう町民の皆さんが大きな不安を抱えているときに、やはり町のトップである町長がこの新型コロナと闘う決意と覚悟、このメッセージを発することによってですね、やっぱり住民の皆さんは多少なりとも安心するんではないかと思うんですけど。残念ながら、私は質問冒頭で町長は先頭に立ってこのコロナウイルスと闘う決意と覚悟をというお気持ちを問うたわけですが、この件に関して答弁なかったですよね。私はこの件に関して答弁を受け取ることができませんでしたので、改めて町長に決意と覚悟をお伺いいたします。 要点のイにつきましてはですね、今後の感染状況によっては最大規模の支援も覚悟しておるということでございますので、了としたいと思います。 要点ウ、基金の活用を不断に、これにつきましても、感染状況によっては当然基金も活用していくというご答弁であったと思います。町長の答弁を了とさせていただきます。 そして、まあ今後の感染状況によるわけですけど、この第2波が例えば第1波よりも感染を拡大させるような、そういった状況になれば、確かに2020年度当初予算で計画した事業はどれも、どれも大変町にとって大事な事業であることは、私も理解をしております。ただ、専門家の知見等によればですね、この第2波、インフルエンザの時期と重複すれば大きな感染に至る、そういった懸念にも言及をされております。そういったときには、私は不急の投資的事業については見直していく、そういうことも今から想定する必要があるんではないかと思うわけですけど、まあその点についていま一度伺います。 要点のオ、町の主体性こそ肝要ということで、これにつきましては2月から5月にかけて対策会議を7回、まあ速やかに開催をして、対応を協議したということでした。これはコロナの前後で、庁議にしても、対策会議にしても、コロナ感染前とはこの全く頻度が違うぐらいの町の対応がしっかりされておるのかどうか。そして、そういう庁議にしても、対策会議にしても、会議に出られる執行部の皆さんからですね、いろんな対応策やアイデアがもう飛び交い、けんけんがくがくの議論が行われるような、そういう会になっておるのかどうか。そうではなくて、事務的な、いわゆる連絡会議のようなことであっては、これは私はいけないと思うわけですけど、それについてお伺いをいたします。 通告主題2、コロナ禍での地震・自然災害への備え。 総務課長から答弁をいただきました。当然、コロナ禍においては、例えば平時の避難方法、避難所運営とは違ってくるわけです。そして総務課長は既に避難所運営マニュアルの見直し、これについてあの全力で取り組んでいるという答弁だったと思います。地震や風水害は、これはなかなか一自治体の都合にはこれは合わせてくれないわけでございまして、例えばこのコロナについてはですねえ、支援策についてもこういった避難所運営についてもスピード感がやっぱり求められるわけでございまして、この全避難所の運営マニュアルの策定に総務課長、言及されました。いつごろまでにこれを、全避難所の運営マニュアルを策定するのか、それぐらいのやっぱり目的を持って取り組まないと、私はスピード感ある対応とは言えないと思います。どういう現在タイムスケジュールを持ってこの全避難所の運営マニュアルをつくろうとしているのか、策定しようとしているのか、その点についてお伺いをいたします。 要点のイ、ダンボールベッドの備えはということで、これは私は非常に避難所において重要なものである、必ず備えるべきものであると考えておりまして、この点については総務課長も全く同じ考えであったように思います。 そこで、本年度、50セットを調達をすると、それから今後においては国の交付金等を活用して増設をしていくと答弁をされました。先ほど申し上げましたように、やはり地震、風水害はなかなか準備、備えが終わるのは決してこれは待ってくれませんので、これについてもスピード感を持って取り組んでいくことが必要だと思うんですが、町のほうで想定されておる町内全避難所にこの段ボールベッドをいつまでに配備しようと考えておるのか、その点についてお伺いをいたします。 まああの、要点ウの自主防災組織との対応策共有はにつきましてはですね、なかなかこの時期、一堂に会しての会の開催は難しいと、それで各自主防、いろんな申請で来庁されたときに、随時そういった各自主防の課題や要望についてまあ、酌み上げておるということでございましたので、ぜひともですねえ、文書でもやはり結構だと思います。やはり災害時に自主防との連携、協働はですね、これはもう欠かせないものでございますので、あらゆる手段を使って情報の共有をさらに強化していただきたいと思いますが、その点についてお伺いします。 それから、通告主題の3点目、環境問題で住民力ということで、環境課長からご答弁いただきました。これ決してこの地域の環境を守るEcoクラブだけでなく、宇治川流域ではほかにもボランティアの方とか、個人で美化清掃に汗を流してくれてる方がおるということでございました。この近年の地球温暖化、気候変動、こういったものによる風水害の巨大化、多発する豪雨災害、そういったものにもこれ関連があるというように専門家は言っておるわけでございますので、今やっぱり大事なことは、一人一人が環境問題に関心を持って、自分にできることを確実にやっていく、そういったですね意識の醸成が非常に重要になってくると思うんですけど、こういった環境団体の活動がそういった住民の皆さんの意識の醸成にもこれ寄与してると思うんですよ。これあの、ぜひですね、例えばこういう環境団体の活動を広報等でぜひ紹介していただいて、町民の皆さんお一人お一人がこの環境問題に興味、関心を持ってですね、それが町内の環境問題に一人一人が考えていく意識の醸成につながっていく、そういう流れになれば、これは非常にいいわけですので、ぜひこういった環境団体の活動をですね、広報でぜひ紹介してはどうでしょうか。お伺いをいたします。 それから、最後の要点イ、町の役割は集客ということで、まああの、少し長期的な、やはりいの町が未来へ向けて希望が持てるような提案をさせていただきました。環境課長からは、非常に極めて行政的な答弁をいただきました。まあ、そうはいっても、現地を確認して、もしあのゾーンを桜並木にするんであれば、この区間ならできる、そこまで足を運んで確認してきていただいたいうことは、それなりの評価をしながら聞かせていただきました。これ、いろんなやっぱり課題はあるわけですが、その課題を前に立ちどまってはやっぱり物事は進んでいかない、なし得ない、何とかこの課題を行政を挙げて解決し、本当にあのいの町の玄関口、あのゾーンをですね、桜並木にして、町外からたくさんの方にこのいの町に来てもらえるような、そういう取り組みをぜひ進めようじゃないですか。そのことを質問しまして2回目の質問とさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 13番、山岡議員からの2回目のご質問にお答えいたします。 通告主題1、新型コロナウイルスは最大級のウイルス災害の通告、質問要点ア、新型コロナと闘う決意をというところで、私の言葉が足りず、その私の意思が伝わらず、申しわけありません。私は、先頭に立ってこの新型コロナウイルスと闘う決意と覚悟でございます。 で、次にです、質問要点エ、インフルエンザ、冬になりましたとき季節性のインフルエンザと重複すれば、この新型コロナウイルスの第2波、第3波について非常に大きな事態となるということで、このことにつきましては、私も先ほど1回目のときにお答えをさせていただきましたように、調整等、事業の実施時期の調整などもしなければならないということはお答えさせていただきましたけれども、これは本当にその事業の見直しは必要で、に迫ってくるものであると考えております。どういった事態が起こり得るのかということはまだなかなか想定はできませんけれども、そういった場合にですね、職員間で議論をし、今後、今後はその議論をしていくべきであると考えているところでございます。 次に、質問要点オ、町の主体性こそ肝要というところでその庁議についてのご質問がございました。 先ほども申しましたように、局面が変わるたびに感染症対策本部会議を開きました。その中で事務連絡にはなっていないかというところでございましたけれども、本川、吾北両総合支所もあり、それぞれの地域で抱える課題が違うところから、本川地区ではこうしたい、吾北地区ではこうしたい、そういった具体的な提案も出てまいりました。全体で考えるべきことと、また吾北地区、本川地区それぞれで実行するべきこと、そういった議論も行われてきたところでございます。 また、庁議とか対策本部会議のみならず、庁内のそのネットを使って、ネットワークを使って、最新情報等々、各課で知り得た情報の共有を図ることは行っており、そこへの書き込みはもう何百となされている中で、最新情報としてはこうしたいというようなこと、そういった情報の共有も行い、そして職員の皆さんに提案していただいた町独自の立案につきましては、16と私は申しましたが、これは16のみならず、非常に多くのものがそれぞれから出てきたものでございます。しかし、その中には重複する、同じ事業として実行できるものもございましたので、そこで議論をし、調整をさせていただき、現在に至っているところでございます。 先ほども申しましたように、強い決意を持ってこの問題に挑んでいるところでございまして、職員も一丸となって昼夜を問わず、本当に町民の皆さんの健康、そして生活、また経済に対しても立て直しも行わなければならない、そういったことで、まださらに今後行っていくべきことが次から次へとあるところは機を逸することなく議論をし、実行してまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 13番、山岡勉議員からの通告主題2、コロナ禍での地震・自然災害への備えの2回目の質問についてお答えさせていただきます。 まず、質問要点ア、避難先、避難所運営の見直しはの中で、私が現在全避難所の避難所運営マニュアルの策定中と、目指しているというところでですね、ご答弁申し上げまして、これについて、いつまでにというところでのタイムスケジュールについてのご質問であったかと思います。 こちらにつきましては、今年度中ですね、令和2年度末をめどとしてですね、取り組んでいるところでございます。 続きまして、質問要点イ、ダンボールベッドの備えはにつきまして、こちらにつきまして、スピード感を持って、必要な物資であるので今後全避難所にいつごろまでに配備しようか、するのかといったご質問であったかと思います。 まず、段ボールベッドにつきましては、近年こう、着目されている物資でございます。いの町でも、現在まではマットを使用して避難所でのですね、利用をしていた状況でございまして、段ボールベッドの整備につきましては初めてということで、ひとまず頭出しといいますか、50セット。そういった中でですね、各避難所に配備しますと、なかなか有効に活用できないのではないかというところで、本庁、総合支所単位でですね、一定配分させていただいて、それをですね、柔軟にですね、必要な避難所にプッシュといいますか、配備するといった形で現在は考えておるところでございます。そういった中で50、そしてさらに買い増しをしていくといったところで考えております。 あと、質問要点ウ、自主防災組織との対応策の共有はについてでございますが、こちらのほう、自主防災との組織とのですね、情報共有、ここは非常に大事である、しっかりと行うべきというご指摘でございます。私のほうもですね、先ほど答弁させていただいたとおり、発災時、避難所の開設、運営、被災状況の共有、こういったところ、自主防災組織との連携はもう非常に重要でございます。役場だけではですね、こういった場合、対応し切れません。すぐに手が届かないといったところがございます。そういったところを担っていただいておりますので、情報共有、これは大変重要であると考えておりますので、今までも行っておりました、これからもしっかりと連携してやっていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 西村環境課長。      〔環境課長 西村正信君登壇〕 ◎環境課長(西村正信君) 13番、山岡議員から通告主題3、環境問題で住民力につきまして2回目のご質問がございました。 まず、ア、地球の、いや、失礼しました。地域の環境を守る環境団体の中で、このような団体の活動については環境問題、住民一人一人の環境問題に対する関心や意識の醸成につながるのではないか、それを広報等で紹介をされてはどうかと、してはどうかというご質問であったと思います。 このような団体もしくは個人での活動につきまして、それを知ることということは、皆さん大変重要なことであると考えております。ま、いろいろな団体がございますので、そこについてどのような紹介の仕方ができるか、そういうことについては今後検討してまいりたいと考えております。 イの町の役割は集客の中で、このJR桜並木について町を挙げての問題解決をということでのご質問がございました。 私、1回目で申し上げたものは、ま、植樹するのであればというところで、特に土地の問題を上げさせてもらいました。それについてなかなか難しいであろうというところで答えさせてもらいましたが、もし整備ができたと仮定したときには、桜も長い年月花がちゃんと咲くまでかかりますので、長い期間、下草刈りや、それこそ剪定や防虫など、そういう維持管理、継続した取り組みが必要となってきます。 一方、ことしはなくなりましたけど、一斉清掃やその他公園の管理等々を地域のほうでやっていただいておりますけど、近年、高齢化等によりまして地域の剪定や草刈り、清掃活動が困難という声をさまざまな地域の方から聞くことが多くなっております。なかなかそういうこともありまして、維持管理が適切にできるかというところも、今後ますます難しくなってくるんではないかということも踏まえて難しいのではないかというお答えをさせていただきましたが、そういうことで環境課としてはちょっとなかなか難しいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 13番、山岡勉君。      〔13番 山岡 勉君登壇〕 ◆13番(山岡勉君) 3回目に少しまあ、執行部の皆さんに申し上げておきたいと思います。 何か、例えば町が事業をやったり施策を進めていく上で、課題があって、そこで立ちどまってしまっては、これ何もねえ、なし得ません。いろんな事業、施策を進めていく上でも、当然、いろんな課題に、これ、突き当たるんですよ。そこで大事なことは、熱意と突破力。そのことはぜひ執行部の皆さん、胸にとめておいていただきたいと思います。答弁は要りません。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で13番、山岡勉君の一般質問を終わります。 お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。 暫時休憩します。      休憩 13時58分      開議 13時59分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 明日午前10時に再開します。 本日はこれで延会します。      延会 13時59分...